春の摘み草料理
藤や葛の葉、ねむのきの花や葉など食材を採集。摘み草料理を楽しみました。野草てんぷらの食感に参加者は歓声。ごはんの上にのせて薬草天丼も。
国富町深年を流れる後川沿いにある「里山さっちゃん自然園国富」では、敷地内にある水源から水を引き、水車を回して発電する小規模発電、ビオトープの手法による湿原の復元や、里山の森づくりなどに取り組んでいます。後川は法華嶽を源流とする小さな川ですが、川沿いにはのどかな農村風景と里山がひろがっています。湿地の中にある水辺には、すでにタガメやイモリ、ミズスマシ、メダカなどが泳ぎ、初夏の夕べを飾ってゲンジボタルとヒメボタルが同時に飛び交う光景も見られます。 この里山の森に入り、染料になる植物、薬草として利用できる植物などを採集し、絹の布を染め、薬草茶を作って飲むワークショップを開催しました。この作業により、里山の植生を知り、薬草、染料、食材などとして利用できる植物を残しながら里山の森を造っていきます。
里山の森に入り、染料や薬草を採集した。摘み草のてんぷらを楽しみながらの染色体験となった。